青列車の秘密/アガサ・クリスティ
「BOOK」データベースより走行中の豪華列車“ブルー・トレイン”内で起きた陰惨な強盗殺人。警察は被害者の別居中の夫を逮捕した。必死に弁明する夫だが、妻の客室に入るところを目撃されているのだ。だが、偶然同じ列車に乗り合わせたことから、事件の調査を依頼されたポアロが示した犯人は意外な人物だった!新訳でおくる初期の意欲作。...
View Articleポイズンドーター・ホーリーマザー/湊 かなえ
「BOOK」データベースより女優の藤吉弓香は、故郷で開催される同窓会の誘いを断った。母親に会いたくないのだ。中学生の頃から、自分を思うようにコントロールしようとする母親が原因の頭痛に悩まされてきた。同じ苦しみを抱えた親友からの説得もあって悩んだのだが…。そんな折、「毒親」をテーマにしたトーク番組への出演依頼が届く(「ポイズンドーター」)。呆然、驚愕、爽快、感動―さまざまに感情を揺さぶられる圧巻の傑作...
View Article邪悪の家/アガサ・クリスティ
「BOOK」データベースより名探偵ポアロは保養地のホテルで、若き美女ニックと出会った。近くに建つエンド・ハウスの所有者である彼女は、最近三回も命の危険にさらされたとポアロに語る。まさにその会話の最中、一発の銃弾が…ニックを守るべく屋敷に赴いたポアロだが、五里霧中のまま、ついにある夜惨劇は起きてしまった。 新訳決定版。...
View Article2016年05月のまとめ(4冊)
2016年5月の読書メーター読んだ本の数:4冊読んだページ数:1,140ページナイス数:284ナイス翻訳問答 英語と日本語行ったり来たり言葉って面白い!一つの作品について、じっくり読み比べしたくなりました。1つの翻訳だけで自分に合う合わないの判断をしちゃいけませんね。翻訳者との相性も大きいんだなぁ。読了日:5月2日 著者:片岡義男、鴻巣友季子図説・ゼロからわかる...
View Article翻訳問答2/鴻巣友季子×奥泉光、円城塔、角田光代、水村美苗、星野智幸
「BOOK」データベースより今度の対局は、てごわいオールスター小説家軍団!「吾輩は猫である」「竹取物語」「雪女」「嵐が丘」「アラビアンナイト」人気作家による古典文学の新・名翻訳選!創作と翻訳の役に立つ名言続出! 前作「翻訳問答 日本語と英語行ったり来たり」を図書館で借りて読みました。...
View Article2016年06月のまとめ(3冊)
2016年6月の読書メーター読んだ本の数:3冊読んだページ数:712ページナイス数:304ナイス今月も少なめです。思うように進みませんでしたねぇ…。邪悪の家スーシェのドラマ版「エンドハウスの怪事件」がとても印象に残っています。その影響で、このミステリは大好きな作品。数度目かの再読。ニックの多面性が魅力的ですね。事件関係者を集めて真相を暴く!といういつものシーンも、ドキドキしました。クリスティ自身が「...
View Article精神科医が狂気を作る/岩波 明
「BOOK」データベースより「うつ病には○○の摂取が有効」「脳トレで認知症は治る」…精神疾患の治療と称してまかり通る妄説の数数。しかしそのまやかしが、取り返しのつかない重篤な患者を生み出す。食事療法は健康食品やサプリを売りつける方便だ。うつ病を「心のかぜ」と呼ぶのは製薬会社と医療行政の欺瞞だ。薬物やカウンセリングの罠から診断基準の陥穽まで、精神医学の世界に蔓延する不実と虚偽を暴く。...
View Articleエッジウェア卿の死/アガサ・クリスティ
「BOOK」データベースより自宅で殺されたエッジウェア卿の妻は、美貌の舞台女優ジェーン・ウィルキンスンだった。彼女は夫との離婚を望んでおり、事件当夜屋敷で姿を目撃された有力な容疑者だった。しかし、その時刻に彼女はある晩餐会に出席し、鉄壁のアリバイがあった…数多の事件の中でももっとも手ごわい敵に立ち向かう名探偵ポアロ。...
View Articleいのちのノート/增田 一志
Amazon「内容紹介」より記憶が毎朝消えてしまう……。朝のラッシュアワー。階段から突き落とされた男。血まみれのリビングから消えた妻。ノートにこめられた記憶の真実とは……。非日常的な日常をテンポ良く描くSFでありライト・ミステリーとも言える作品。特殊状況、特殊能力の下の人間には普段の生活がどう見えてくるのかをテーマに書き続けている著者が繰り広げる、驚きの展開と結末。仮フランス装のちょっと凝った装幀の...
View Article私が失敗した理由は/真梨 幸子
本書「帯」より落合美緒は、順風満帆な人生から一転、鬱々とした生活を送っていた。ある日、パート先の同僚のイチハラが、大量殺人事件を起こしたと聞く。彼女とコンビニで会った夜に事件を起こしたらしい。イチハラが言っていた言葉「…成功したかったら、失敗するなってこと。…」を思いだし、かつてないほどの興奮を感じた美緒はあることを思いつき、昔の恋人で編集者である土谷謙也に連絡を取るが…。失敗の種類が人それぞれ、結...
View Article2016年07月のまとめ(06冊)
2016年07月の読書メーター読んだ本の数:6冊読んだページ数:1,664ページナイス数:303ナイスちょっとずついいペースになってきたかな。精神科医が狂気をつくる― 臨床現場からの緊急警告...
View Article僕のヤバイ妻/豊田 美加 脚本:黒岩 勉
「BOOK」データベースより殺そうとした妻・真理亜が、誰かに誘拐されていた…愛人と共謀して妻を殺そうと決意した夫・幸平。しかし帰宅してみると自宅には大量の血痕と莫大な身代金を要求するメッセージが残されていた。内心ほくそ笑む夫。だが、警察の捜査で浮かび上がる証拠は全て犯人が夫だと物語っていた。一方、次々と明らかになる夫の知らなかった妻の本性。前代未聞の誘拐劇はいつしか様々な人間を巻き込み、身代金を巡る...
View Articleオリエント急行の殺人/アガサ・クリスティ
「BOOK」データベースより数日がかりでヨーロッパを走り抜ける豪華寝台列車、オリエント急行。さまざまな国の客が乗り合わせたその日の列車は、雪の中で立ち往生してしまう。しかも車内で殺人事件まで起こった。殺されたのは、金持ちのアメリカ人男性。たまたまこの列車に乗っていた名探偵エルキュール・ポアロは、事件を調査することになる。犯人は乗客の誰かにまちがいない。ところが全員にアリバイがあるのだ。はたして、ポア...
View Article三幕の殺人/アガサ・クリスティ
「BOOK」データベースより引退した俳優が主催するパーティで、老牧師が不可解な死を遂げた。数カ月後、あるパーティの席上、俳優の友人の医師が同じ状況下で死亡した。俳優、美貌の娘、演劇パトロンの男らが事件に挑み、名探偵ポアロが彼らを真相へと導く。ポアロが心憎いまでの「助演ぶり」をみせる、三幕仕立ての推理劇場。新訳で登場。...
View Articleベルサイユの秘密/鯨 統一郎
「BOOK」データベースよりマスター、山内、工藤のヤクドシトリオと、大学院生の桜川さん、アルバイトのいるかちゃんが、ノスタルジックな酒場談義を繰り広げるバー“森へ抜ける道”に、現役刑事がやってきた。桜川さんの酩酊推理が数々の難事件を解決してきたことを聞きつけ、その実力を見極めようというのだ。桜川さんは、ひたすら脱線し続ける話題の中で、事件の真相を探り当てられるのか?縦横無尽の酒飲みトークと不可能犯罪...
View Article2016年08月のまとめ(05冊)
2016年8月の読書メーター読んだ本の数:5冊読んだページ数:1,814ページナイス数:321ナイス孤虫症 (講談社文庫)「私が失敗した理由は」を読んだので再読。この本を読んだ後にまた「私が…」を読むと、これまた愉しいです。グログロ&ドロドロで、読み終えたときに疲れちゃうんだけど、それがクセになる真梨作品。デビュー作もまた強い引力がありました。読了日:8月6日 著者:真梨幸子僕のヤバイ妻...
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